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映画『ガチ★星』初上映!名だたる映画人も熱をあげた湯布院映画祭でデビュー!

2017/09/04


空気とパイロンで企画、制作をした「ガチ★星」が、
映画用に編集と音を新しくして生まれ変わりました。



「もがけー!!もがけ!もがけ!もがけーーーーっつ!!!!!!」
そんな怒号から始まる本作。
プロ野球選手を解雇された救いのない程のダメ中年男・濱島が、
人生の再起を賭けて、この上なく泥臭くもがきながら、
競輪選手を目指し、這い上がっていく物語。

俳優陣は、「めんたいぴりり」でも江口とタッグを組んだ博多華丸さん(友情出演)や、
モロ師岡さん、林田麻里さん、そして若手俳優の中でも活躍目覚ましい福山翔大さんなど、
名優陣も脇を固めます。

…と書くと、一見万全を期し順風満々に制作された映画のようにも聞こえますが、
実はこの「ガチ★星」、
主演・濱島役には、リアルに競輪選手を目指すも挫折した過去を持ち、
俳優としてのラストチャンスを覚悟して本作に挑んだ、安部賢一氏を抜擢。
そして、今年50歳を迎えた監督の江口にとっても、他スタッフにとっても初めての映画。
配給・公開を先に決めてから行う通常の商業映画からは考えられない
まるで自主制作映画のような道をかき分けながら、
手探り手作りの中、劇場公開を目指しているという、
ある意味、この映画に関わる人々自身の”もがき”も、沢山詰まった作品だったりもするんです。


そんな映画「ガチ★星」を、
この度、日本で一番歴史のある湯布院映画祭から声をかけていただき、
特別試写という形で上映させていただきました。


湯布院映画祭は、深作欣二監督、阪本順治監督、井筒和幸監督、行定勲監督や、
俳優では松田優作さん、桃井かおりさん、豊川悦司さん、満島ひかりさんなど
数々の有名監督、俳優陣が訪れたこともある由緒ある映画祭。
にも関わらず、その運営は全て、
地元大分の方々とボランティアスタッフによる手作りで作られているという、
なんとも映画愛に溢れる濃ゆ〜い映画祭なんです。

こんな素晴らしい場所で「ガチ★星」を上映できるのは非常に光栄なことでした。

そして「ガチ★星」主演俳優の安部賢一氏は、
大分出身という経歴。気合が入らないわけがない。


そしてもう一つ、この湯布院映画祭の何よりの名物は、
上映直後、監督・俳優・スタッフ陣 vs お客さんで行われるシンポジウム。
熱心な映画ファンが集まるこのシンポジウムでは、
過去には監督とお客さんで大激論が交わされ、
怒った監督陣が途中で退席した。という噂を聞いたりもします。


そのような場所で、果たして「ガチ★星」が受け入れられるのか?



上映はたくさんの拍手で終了。



お客さまたちに快よく迎えて頂けたと思い
ホッとしたのも束の間、
この後には湯布院映画祭名物のシンポジウムが待っています…。


「ガチ★星」は、映像で語るということを意識し、説明的なセリフは極力排除、
ターゲット層は30代後半以上の成人。と最近のヒット映画とは真逆!!
どんな反応が返ってくるか…。


湯布院のお客さんたちと、討論をするのは、
プロデューサーの森川氏、大分出身の主演俳優安部氏、
そして、監督 江口の3名。


武者震いの3人…。


江口からの この映画を作ろうと思ったきっかけの話で
シンポジウムはスタート。


主演の安部さんのオーディションが、
なかなかうまくいかなかったエピソードなど、
いろいろな撮影現場の裏話で会場はもりあがり、


そして、質疑応答へ。


湯布院映画祭のお客さまからの質問は当然するどく、
ラストの”あるシーン”の必要性、登場人物の設定についてなど、
この映画の本質をさわる質問が多く寄せられ、
いかに皆さんが、集中して本作を楽しんで下さったのかもひしひしと伝わってくる、
大変貴重な意見交換の場となりました。


「いろんな感情が動かされて、人それぞれの感想があるけど、
この映画がオモシロイからこうやって話せるんだよね。」
というなんとも胸アツな感想もいただき、
この映画が、湯布院映画祭のお客さまに受け入れて頂けたのではと、
大変嬉しいひと時を過ごさせていただきました。




これから、この「ガチ★星」を全国の映画好きな人に届けるべく、
様々なことに取り組んでいきます。

情報は下記ホームページ、Facebook、インスタで随時お知らせしていきます。
こちらもみなさまよろしくお願いします♪


公式ページ:http://gachiboshi.jp/
Facebookページ:https://www.facebook.com/gachiboshimovie/
instagram:https://www.instagram.com/gachiboshi_movie/



▽江口カンの最新Worksはこちらよりご覧頂けます。
http://www.koo-ki.co.jp/director_kan-eguchi

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