スニッカーズ®インタビュー(江口カン)
2014/06/02
イペラ:今回の明太子通信はいつもと趣向を変えスニッカーズ®の新作ムービーに関してインタビューさせて頂こうと思いお時間頂きました。よろしくお願いします。
江口:よろしくお願いします。なんでも聞いて笑
イペラ:今までのスニッカーズ®の役者さんはお騒がせキャラクターだったと思うのですが今回はなぜ安太郎さんになったんですか?
江口:まー、サッカーといえば、安太郎さんしかいないだろうと。選んだのは僕じゃないですけど。ハハハ笑 決まってた。
イペラ:タイミング的にサッカー盛り上がってますもんね。
江口:スニッカーズ®は毎回お騒がせキャラがみんなの日常の中に現れるわけ。サッカーでお騒がせって言ったら、誰?マラドーナ?マラドーナはちょっとねえ笑
イペラ:そうですね。いろんな意味でヤバいですね笑
江口:そうそう。てなると、まあやっぱり安太郎さんかなみたいな。まあ俺が選んだわけじゃないんだけど。ハハハ笑
イペラ:今回の演出のポイントは?
江口:今までの沢尻エリカ、内田裕也、t.A.T.u.ってどっちかって言うと上から目線なんよね。怖い存在。
イペラ:そうですね。
江口:そうやろ?お腹がすくともうわがまま過ぎてみんな腫れ物に触るような感じなんだけど、松木さんのキャラからいくと怖いのはちょっと違うなあと。で、今までとはちょっと逆なんだけど、後輩キャラにしてみようかなと。後輩なのにサッカーに関して興奮するともうめっちゃ「うぜえ」と。態度がでかいみたいな。だけど基本的に後輩なんでぺこぺこしてると。っていうふうにすればなんか松木さんのキャラを生かせるなあと思って。
イペラ:そうですね~怖い松木さんは見たくないですねw
江口:キャラ的になんかイヤやろ?笑 で、後輩っぽさを出すのにどうしようかなーと思って、何かっつーとすぐ謝る、そうゆう制作のやつとかいるわけよ。プロダクションに。笑 もうなんか、すぐ謝ればいいって思っているわけよ。何言っても、すぐ「サーセン!」みたいな。笑 だから、そんな感じにしようかなと。
イペラ:じゃあ参考にしたモデル的な人がいるんですね?笑
江口:なんとなくね。笑
イペラ:へー。笑
江口:某プロダクションの某制作くん。って感じかな。
イペラ:撮影で大変だった点とかありましたか?
江口:なんだろうな~。結構松木さんはこう、圧が強いから…笑
イペラ:はいはい笑
江口:圧が強いもんだから、こう、、大変ってわけじゃないんだけど、撮ってるうちになんか、本来の脚本とは違うこと言ってんだけど、まあこれでいいかなって思わされちゃうところだね。笑
イペラ:じゃあそこはちょっと江口さんの方で戻して…笑
江口:そうそう、ちょっと冷静になって戻したりして。笑 でもやってると面白いからまあいいやこれで、みたいな。
イペラ:あ~なるほど。笑 そうなっちゃいそうなところを~?笑
江口:そうそうそう笑、戻したり、そのままちゃんと使ったり。撮り終わったものを後でやっぱりあそこ撮り直そう、みたいな事が一回だけあったんよ。それもこうなんか、松木さんの圧で、面白いからもうこれでいいかなと思ったんだけど、後で冷静に考えると、いやちょっと違うなって。
イペラ:へ~。
江口:それはどこかって言うと、松木さんが後半、結構怒られるところがあるんよね
イペラ:二人から「お前、調子に乗りすぎだろ」って。
江口:そう。「いい加減にしろよ!」って一番怒られるとこあるじゃん。
イペラ:はい。
江口:あそこ結構ポイントなんよね、構成上。なんだけど、最初撮ってるときは、あんまりこう、松木さんがしゅんと落ち込んでなかったわけ。
イペラ:あー、なるほどですね。
江口:でも、面白いからいいかなと思ったんだけど、やっぱり、一回ちゃんと怒られたほうがその後が効いてくるなと思って。撮り直した。
イペラ:へー、撮り直したんですね。
江口:撮り直した。そこは。とにかくもう、圧が強いのね。笑
イペラ:笑。で、勢いでオッケー出してしまいそうなこともあったと。
江口:うん。
イペラ:あと、定点カメラを使ってたと思うんですけど・・・
江口:そうやね、本当に人が住んでいるアパートの部屋の中なんだけど、どうせワイドでとらなきゃいけないから。もうだったら、家の中なのに、サッカー中継みたいな。笑 机の両端から撮ったりするじゃない中継って。解説者の人を。
イペラ:そうですね~
江口:家の中なのにそうなってるほうが、なんか松木さんっぽいかなと。でも途中からCMっぽくなるところが不思議で面白いかなと。
イペラ:カット割で、「パスを出したらダーといってドーンといってダーンだよ!」って画面がパンパンパンとテンポ良く変わっていきますが。
江口:そうそう、カットが割れるようにカメラを3台仕込んでたんだけど。基本的にはむしろリアルかなと思って。あの定点な感じがちょっとテレビっぽい、テレビ番組っぽい、バラエティっぽいやり方でやってみました。毎回実験だから。
イペラ:そうなんですね~。そしてたぶん分かる人にしか分からないと思うんですけど、最後にスニッカーズ®食べて元の人に戻るのが飯塚さんですよね?笑
(飯塚貴士さん ・・・ワッヘンフィルムスタジオを立ち上げ、インディペンデント映画制作を行う。人形とミニチュアセット、昔ながらの特撮技法を用いた作風が特徴で、監督、脚本、撮影、美術、音楽、登場人物の声をほぼ一人で行っている。)
江口:飯塚くん。笑 そうなんよ。大体いっつも、差をつけるんよね。沢尻さんとか内田さんとか t.A.T.u.がスニッカーズ®食べて元に戻るとこんなに毒の無い感じの人なんだって、そこのギャップが面白いんだけど。今回も一応そうやってオーディションで探してたんだけど、この人いいなって思った人が、別の仕事で坊主にするって言ってたわけ。で、坊主にした途端ちょっと違うなって思って。誰かいい人いないかな~って松木さんの顔浮かべて、これの反対側にいる人って誰か知り合いにいなかったかなって思ったら、ふと思い出したんよね。笑 うん。飯塚くんを。笑
イペラ:そうゆうことだったんですね。笑
江口:彼の笑顔って最高だから。笑
イペラ:最高ですね。笑
江口:彼の笑顔は最高なんですよ。で、もうその場で飯塚くんに電話して、笑顔の写真を送ってくんないって言って、送ってもらった写真が・・・すごいんだよこれ。笑
ゴソゴソ(携帯を取り出し写真を探す江口…)
江口:あったあった!
一同:ハハハハハハハハハハ笑
江口:ハハハ!ナマズを釣ったときの写真!笑 でかいナマズを釣ったときの笑顔!
イペラ:あ~、これはいい笑顔ですね。笑
江口:で、これをクライアントにも見せてオッケーが出たの。面白いでしょ?笑
イペラ:面白いですね~。素の笑顔がなおさらいいんですかね?
江口:素の笑顔がいいよね。演技じゃない笑顔が。
イペラ:そうですね~。
江口:飯塚君のことちゃんと説明しといてね。笑
イペラ:はい。そう言えば飯塚さんが最初KOO-KIに遊びに来てなにか仕事で絡んで面白いもの作れたらいいですね~みたいな話してたじゃないですか。
江口:うん。
イペラ:例えば、飯塚さんとうちで企画出して一緒にパペットのコマ撮りとかで何か作れたらとか話してましたよね…
江口:それがこういう絡み方かよ!みたいな笑
一同:ハハハハハハ笑
江口:そうゆう意味でも人を驚かさないとね。笑 あっと言わせないとね。
イペラ:そうですね!今日はありがとうございました!
江口:はい、ありがとうございました。
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